普段お世話になっている方から机のご要望を頂き、デザインを色々相談した上で数日かけて設えました。
節なしの15mmの板材を予てから確保していたのでそれで天板を作り、また30mmの乾燥材を丸鋸で正確に90°で切り出し安定感のある脚の部材も確保できました。長い利用の中で無垢の木ならではの縮みと反りをどのように避けられるかが一つのチャレンジでしたが、大量のダボとビスケットを配置して、最後2tの負荷がかけられるクランプで強力に接ぎ、いい感じの天板になりました。
使っていく段階で乾燥による緩みが出ないように、天板と脚部だけは埋め込みナットを使ったボルトでの接合にしました。黒いボルトヘッドは白木の檜といいアクセントになっています。脚部は蜜蝋ワックスで白木の檜の良さを残しています。一方天板は熱いコーヒーカップを置いてもシミにならないような、アサヒペイントの2液混合耐熱用のウレタンニスを塗りそれから耐水ペーパーを段階的に上げて最後2000番まで磨きツルツルになりました。ほのかに向こうの林が映っています。
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